オークスで3着に健闘したタガノアビー(牝3、栗東・千田輝彦厩舎)が、土曜中京8Rの長久手特別(3歳上牝・2勝クラス・…
オークスで3着に健闘したタガノアビー(牝3、栗東・千田輝彦厩舎)が、土曜中京8Rの長久手特別(3歳上牝・2勝クラス・芝2000m)で3勝目を狙う。
タガノアビーは父アニマルキングダム、母タガノタイリン、母の父アイルハヴアナザーの血統。父は11年のケンタッキーダービー、13年のドバイワールドCの勝ち馬。母はJRAで未勝利だが、祖母は名繁殖牝馬のスペシャルディナー。伯父のタガノビューティーが24年のJBCスプリントの覇者なら、同じくタガノブルグは14年のNHKマイルCの2着馬。母のきょうだいは他にもアイトーンとタガノエスコートがオープンまで出世している。
ここまで6戦2勝。2月の小倉で未勝利を卒業。その後はフローラSに格上挑戦し、後方からよく伸びたものの0秒4差の5着に終わった。これでオークス参戦は厳しくなったように思えたが、連闘で1勝クラスの矢車賞を快勝。賞金を加算して大一番に向かうと、本番でも10番人気の低評価を覆して3着に健闘。牝馬では世代トップクラスの能力があることを示した。
今回は2カ月半ぶりの実戦となるが、ここ目標に問題なく調整されてきた。秋華賞の出走を確実にするためには負けられない一戦。初の古馬相手にはなるが、力の違いを見せつける圧勝を期待したい。