沖縄尚学の150キロ左腕・末吉 良丞投手(2年)は甲子園に入っても凄まじい投球を続けている。 まず初戦の金足農戦では14…
沖縄尚学の150キロ左腕・末吉 良丞投手(2年)は甲子園に入っても凄まじい投球を続けている。
まず初戦の金足農戦では14奪三振完封勝利。2回戦の鳴門戦でも、6回からリリーフし、4回5奪三振無失点の好リリーフ。末吉が凄いのは鳴門戦の9回裏以外、同点及び1点差の状況の中、マウンドに登り続け、無失点投球をしたことだ。点を与えてはならない場面で、速球、鋭いスライダー、フォークで打たせて取る投球を実践し、勝利に導く投球は称賛に値する。
沖縄大会、甲子園を通じて、42回を投げて、59奪三振、1失点。防御率0.21、奪三振率12.64と凄まじい投球成績となっている。3回戦では強打者、巧打者揃いの仙台育英。仙台育英に対しても抑えることができれば、さらに評価は高まるかも知れない。中2日で3回戦を迎えるが、末吉は万全の状態で臨むことができるのか。
<末吉の投手成績>
沖縄大会 4試合 29回 被安打13 40奪三振 1失点
甲子園大会 2試合 13回 被安打6 19奪三振 0失点