14日、暴力事案の問題で広陵が出場辞退となり、不戦勝で3回戦進出を決めていた津田学園が甲子園練習を行った。 第3試合終了…

14日、暴力事案の問題で広陵が出場辞退となり、不戦勝で3回戦進出を決めていた津田学園が甲子園練習を行った。

 第3試合終了後、選手たちがグラウンドに入ると、三塁側ベンチ前で一礼してから練習がスタート。キャッチボールやノック、シート打撃などで調整を図った。観客のいない甲子園には、金属音と選手の声が響き、最後は選手達がホームベースで一列に並び、校歌を歌って練習を終えた。

 最後までマウンドの感触を確かめていたエース左腕の桑山 晄太朗投手(3年)は、「状態も少しずつ良くなっている。ここから試合に向けてあげていきたい」と次戦を見据えた。また練習後の校歌についても、「勝って校歌を歌うのが僕たちの目標。次の試合も同じように、全員で校歌を歌いたい」と話した。

 次戦は春夏甲子園連覇を狙う横浜と対戦。初戦で138球の熱投を見せ、6年ぶり初戦突破の立役者となった桑山を中心に、同校初のベスト8進出を目指す。