チェイビスは来日3号、豪快なバッティングが期待を集める(C)産経新聞社 中日に後半戦から合流したマイケル・チェイビスの豪…

チェイビスは来日3号、豪快なバッティングが期待を集める(C)産経新聞社
中日に後半戦から合流したマイケル・チェイビスの豪快弾が注目されている。中日は8月13日の巨人戦(東京ドーム)に4-3と逆転勝ち。
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3-3で迎えた6回先頭の打席に入ったマイケル・チェイビスは2ストライクから相手2番手、菊地大稀の140キロ、内角低めフォークを一閃。打った瞬間にそれとわかる豪快弾には、三塁を守るロマン砲、砂川リチャードも呆然と打球の行方を見守るしかなかった。
左翼席に陣取るドラゴンズファンに向けて豪快に3号ソロを放り込んだ。これが勝ち越し弾となり、チームに白星をもたらした。
明るいキャラクターも浸透しつつある。初昇格となった7月31日の巨人戦でいきなり来日初アーチをかけたことも話題を呼んだが、笑顔を絶やさず、慣れない日本野球に必死に順応しようとする姿は、すでに在籍しているジェイソン・ボスラーとともにファンの間からも「神助っ人の気配」「これは、当たりでは」「2位も狙える」「明るいところもいいよね」と好感を高めている。
チームにとってはしっかりした投手力が強み。打撃面の上積みが課題となる中、足を使える岡林勇希、田中幹也ら、好調な上林誠知、一発があるボスラー、細川成也にチェイビスのポイントゲッターを配置と攻撃の形が見えてきたことも大きい。
新たに加わった背番号23はこの試合では課題としていた落ちる球にも順応、一歩ずつステップアップした姿を見せている。
敵地のヒーローインタビューでは「ドラゴンズファン、愛してる!」と絶叫。中日ファンから大歓声を受けた。
チームも4カードぶりの勝ち越しで4位に浮上。CS争いの台風の目となるか。明るい助っ人が強竜打線を盛り上げていく。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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