<第107回全国高校野球選手権大会:仙台育英6-2開星>◇14日◇2回戦◇甲子園 仙台育英のプロ注目スラッガー・高田 庵…
<第107回全国高校野球選手権大会:仙台育英6-2開星>◇14日◇2回戦◇甲子園
仙台育英のプロ注目スラッガー・高田 庵冬内野手(3年)が大会第7号となる特大弾を放った。
3点をリードした8回の第4打席、「1点取られて少しおされた場面だったので、長打を打って流れを変えたかった」と連投していたカーブにタイミングを合わせ、大きな弧を描いた打球はレフトスタンドに吸い込まれた。
打った瞬間本塁打を確信した高田はこぶしを高く突き上げ、ダイヤモンドを一周。「今日のホームランが人生で一番嬉しい」と会心の一撃に笑みをこぼした。
今夏の宮城大会は4安打、打率.211と苦しみ、決勝戦から打順が6番から8番に下がっていた。それでもこの日は2安打を記録。打率.375と宮城大会の悔しさを晴らす活躍を見せているが、「欲張らずに自分のスイングを貫きたい」と次戦以降の奮起も誓っていた。