全国高校総体(インターハイ=読売新聞社共催)は13日、新たに柔道とセーリング(ヨット)の2競技が岡山、和歌山両県でそれ…

 全国高校総体(インターハイ=読売新聞社共催)は13日、新たに柔道とセーリング(ヨット)の2競技が岡山、和歌山両県でそれぞれ始まった。

 セーリング男子420級(2人乗り)に出場した唐津西・米倉 烈(れっつ)(2年)、大坪 築(きずく)(1年)両選手は、今年度に入ってペアを結成したばかりで全国の舞台に立った。

 経験値が少ない分、「話した分だけ速くなる」とコミュニケーションを重ねてきた。米倉選手は「レースの時には、先輩後輩は関係ない」と大坪選手に伝え、話しやすい雰囲気を醸成。わずかな風の変化を共有するなど短期間で息を合わせられるようになってきた。

 休日の練習は10時間以上に及んだ。米倉選手は「練習量だけはどこの高校にも負けていない自信がある。9位以内を目指す」と意気込みを語った。