8月10日、J1リーグ第25節が各地で行われ、FC町田ゼルビアとヴィッセル神戸の注目の対決は、2−0で町田が快勝。サッ…

 8月10日、J1リーグ第25節が各地で行われ、FC町田ゼルビアヴィッセル神戸の注目の対決は、2−0で町田が快勝。サッカー日本代表MF相馬勇紀の美しいゴラッソ弾に脱帽の声が上がった。

 中断明けの一戦。試合前時点で勝点46の首位・神戸と同40の町田、昨シーズン最終盤まで優勝を争った2チームの対戦は、町田が前半6分にロングスローからの跳ね返りを拾ったMF中山雄太のスーパーミドル弾で先制。その後も守備の強度で上回りながら素早い攻撃を仕掛けてチャンスを作り、試合のペースを握った。

 そして前半36分だ。ドリブルで持ち出した右センターバックの岡村大八から、左サイドでフリーになっていた相馬へ対角のパスが通る。ペナルティーエリア左角の外で前向きにボールを受けた相馬は、守備に戻ってきた神戸の汰木康也をワンフェイントでかわし、中央へのカットインから右足一閃。左45度の“相馬ゾーン”から放たれたミドルシュートは、美しい弧を描いて逆サイドネットに突き刺さるゴラッソ弾となった。

 相馬はこれが今季リーグ戦7得点目で、直近の5試合で5得点目。貴重な追加点となり、チームのリーグ戦6連勝&公式戦9連勝に貢献した。

■「さすが相馬くんっていうシュートだわ」

 この相馬の美しいゴラッソ弾に対して、SNS上には次のような脱帽のコメントが寄せられた。

「えぐない?」
「相馬のゴール美しすぎ」
「なんなのこの絶品ミドル さすが相馬くんっていうシュートだわ」
「やっぱり代表レベルだ」
「中山と相馬のゴラッソ褒めるしかねぇなぁ、、、」

 見事な戦いで首位を撃破した町田は、勝点43(13勝4分け8敗)で5位に浮上。同日、上位にいる鹿島アントラーズ柏レイソル京都サンガF.C.も勝利したことで、今後も熾烈な争いが続くが、首位の勝点は47。町田にとっても射程圏内だ。終盤に失速して悔しい結果となった昨シーズンとは違い、逆転優勝への期待を感じさせる中断明けの初戦であり、相馬のゴラッソ弾だった。

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