大谷はMLBトップとなる43号本塁打を放った(C)Getty Images 偉才のバットから快音が止まらない。 現地時間…

大谷はMLBトップとなる43号本塁打を放った(C)Getty Images

 偉才のバットから快音が止まらない。

 現地時間8月12日、ドジャースの大谷翔平は、敵地エンゼルスタジアムで行われたエンゼルス戦に「1番・DH」として先発出場し、4戦連発となる43号ソロを放つなど、3打数1安打1打点、2四球、2得点と活躍。ナ・リーグ本塁打争いでフィリーズのカイル・シュワバーに1本差をつけ、再び単独トップに浮上した。

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 9回先頭の第5打席では、エンゼルスの守護神ケンリー・ジャンセンと対峙すると、1ボールから甘く入ったカットボールをフルスイング。これが打球速度114.8マイル(約184.8キロ)、飛距離404フィート(約123メートル)を計測する右翼席への一発となった。4試合連続で本塁打を記録するのは、7月19〜23日(同20〜24日)の5戦連発以来、今季2度目だ。

 日本人スターの躍動ぶりを受け、ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』のダグ・マケイン記者は、すぐさま自身のXを更新。「9回にオオタニがジャンセンから勝ち越しのホームランをぶちかまし、ドジャースが6-5とリードした!」と興奮気味に反応し、「今季43号!!明日の先発投手だぞ!!!」と驚嘆の声を続けている。

 また、6回無死一、二塁の第4打席では、遊撃へのライナーがまさかの三重殺となり、その場でぼう然と立ち尽くしていた大谷。ドジャースにとって昨年9月24日(同25日)のパドレス戦以来となるこのプレーを振り返り、『Dodgers Nation』の公式Xは、「それを個人的なものとして受け止めた結果だ。野球界における最高の選手」と43号ソロを評価していた。

 しかし、この試合でドジャースは、延長10回の末に6-7と惜敗。痛恨の3連敗となり、ナ・リーグ西地区でパドレスに並ばれている。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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