「WTTチャンピオンズ横浜」女子シングルス2回戦で敗れた張本美和(C)Getty Images 卓球女子の若きホープ・張…

「WTTチャンピオンズ横浜」女子シングルス2回戦で敗れた張本美和(C)Getty Images
卓球女子の若きホープ・張本美和が8月13日までに、自身のインスタグラムを更新。横浜市内で開催されていた世界ツアー「WTTチャンピオンズ横浜」の報告を行った。
張本はユニホーム姿で礼をするシーン、笑みを浮かべた表情、プレーショットに加え、対戦相手だった早田ひなとの握手など、計6枚の写真を投稿した。
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文面では「WTTチャンピオンズ横浜応援ありがとうございました」と感謝を記した後、「日本のファンの皆様の前でもっと試合がしたかったです。来年は皆様の前でたくさん試合ができるようにこれからも頑張ります」と悔しさをにじませた。
さらに「会場で応援してくださった皆様のおかげで、どんな時でも自分の力になりました。ありがとうございました!」と心境をつづった17歳は、最後に「自分を強くします」という決意で結んだ。
張本は同大会、8月9日に行われた女子シングルス2回戦で、パリ五輪銅メダリストの早田との日本人対決に臨んだ。試合は拮抗し、最終第5ゲームまでもつれ込んだが、早田が左手首の違和感を訴えメディカルタイムアウト(MTO)を要請。治療のため5分間の中断を挟み、張本は競り負けた。
試合後、張本は涙を浮かべながら、このMTOの際に早田の治療を担当したのが大会運営側のドクターではなく、ベンチコーチも兼任するフィジカルトレーナーであったことに疑問を呈した。この一件は、ファンの間でも議論を呼んでいる。
悔しい敗戦となったが、張本のSNSでの前向きな決意に対して、フォロワーからは「みわちゃんが精神的に強くなれる第一歩の機会だったかも」「もっと強くなると信じています!」「あえてあの時の一戦の写真選んでることに、早田選手へのスポーツマンシップを感じます」と安どと感嘆の声が届いた。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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