2025年夏の全国高校野球選手権大会(阪神甲子園球場)は13日、大会第8日を迎え、2回戦3試合が行われた。 第1試合では…
2025年夏の全国高校野球選手権大会(阪神甲子園球場)は13日、大会第8日を迎え、2回戦3試合が行われた。
第1試合では、昨夏の覇者、京都国際(京都)が昨年センバツ王者・健大高崎(群馬)を破り、2年連続の初戦突破。夏甲子園7連勝で連覇へ好発進した。初回にスクイズなどで2点を先制。3回に3点を失ってリードを許したが、その裏に2者連続適時打で2点を奪って逆転。5回、6回と1点ずつを加えて引き離した。先発の西村 一毅投手(3年)は、3回に3点を失ったが、味方の攻守にも助けられながら、160球4安打3失点の完投勝利を挙げた。
第2試合では、関東第一(東東京)が6対1で中越(新潟)に勝利し、2年連続の初戦突破を決めた。エース左腕・坂本 慎太郎投手(3年)が1失点完投。打線は中盤以降、相手の守備のミスに乗じて6点を奪って快勝した。試合途中、3人がアクシデントに見舞われ途中交代するシーンがあったが、ナイン全員でカバーして勝利した。
第3試合では、創成館(長崎)が1対0で2年連続4強の神村学園(鹿児島)を撃破。夏初めてとなる2勝を挙げて、2年ぶりの3回戦進出を決めた。先発、背番号11の奥田 晴也投手(3年)が6回まで無安打無失点。7回に相手暴投で1点を先制すると、2番手のエース森下 翔太投手(3年)も7回から無失点に抑えて「完封リレー」を完成させた。
14日も2回戦3試合が予定されている。