大谷が一時勝ち越しとなる43号ソロを放った(C)Getty Images ドジャースの大谷翔平が現地時間8月12日、敵地…

大谷が一時勝ち越しとなる43号ソロを放った(C)Getty Images

 ドジャースの大谷翔平が現地時間8月12日、敵地でのエンゼルス戦に「1番・DH」で先発出場。5-5で迎えた9回の第5打席で一時勝ち越しとなる43号ソロを右翼席へ放った。今季2度目の4戦連発となった。しかし、直後に同点に追いつかれると、延長10回にジョ・アデルのサヨナラ打で7-6で敗れた。

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 本塁打王争いでは、フィリーズのカール・シュワバーを抜いてナ・リーグ単独トップに再び浮上した。打球速度114.8マイル(約184.8キロ)、角度29度、飛距離404フィート(約123.1メートル)で右翼席へ飛び込んだ。

 ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』のノア・カムラス記者は自身のXで「エンゼル・スタジアムではMVPのコールが湧き起こっている。ショウヘイ・オオタニは信じられないほど素晴らしい」と驚きの投稿をしている。

 この試合、6回無死一、二塁の第4打席ではまさかのトリプルプレイに打ち取られ、呆然とする姿があった。そんな悔しさを払しょくするかのように、一発を放ってみせた。

 ただ、大谷の一発の直後の9回裏、アレックス・ベシアが一死満塁からノーラン・シャヌエルに犠飛を浴びて6-6の同点に追いつかれてしまい、延長戦に突入。10回にベン・カスぺリウスがサヨナラ打を浴びて6-7で敗れた。ドジャースは3連敗となった。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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