<第107回全国高校野球選手権大会:京都国際6ー3健大高崎>◇13日◇2回戦◇甲子園 トミー・ジョン手術から復帰した佐藤…

<第107回全国高校野球選手権大会:京都国際6ー3健大高崎>◇13日◇2回戦◇甲子園

 トミー・ジョン手術から復帰した佐藤 龍月投手は甲子園2回戦の京都国際戦の4回裏途中から登板した。結果は、2.1回を投げ、37球、1奪三振、被安打2、2四球、2失点という結果だった。

 ストレートは最速142キロ、平均球速139キロと「ストレートが良くなかった」と振り返るように、思い通りのボールが投げられなかったのが、京都国際打線に打たれる要因となった。それでも甘い球を逃さない京都国際打線については「どの打者も嫌らしい。投げづらい相手でした」と語る。

 それでも今年、復帰してから浦和学院との練習試合では自己最速を更新する147キロ。群馬大会でも147キロをマークし、2試合 3回3奪三振 無失点の好投。今までは1イニングだったが、2イニングも投げられるようになった。

「投げられるイニング数が増えたのは、自分にとっても伸びしろのある証で、さらに成長できると思います」と手応えは感じていた。

 今後の進路はセンバツ前から表明していたプロ1本の意思は変わらない。

「とても良い経験ができましたし、その経験を活かして次のステージへ向けて準備したい」と淡々と振り返った佐藤。

 青柳博文監督は「少しずつ良くなっていますし、彼には日本を背負って立つ投手になってほしいと思います」とエールを送った。

 トミー・ジョン手術してから1年で、ここまで投げる投手はなかなか例がない。佐藤の真価は次のステージこそ発揮されるだろう。