サッカーJ2水戸ホーリーホックは10日、アウェーでモンテディオ山形を2―1で下し、貴重な勝ち点3を得た。 前節は悔しい…

 サッカーJ2水戸ホーリーホックは10日、アウェーでモンテディオ山形を2―1で下し、貴重な勝ち点3を得た。

 前節は悔しい逆転負けを喫した水戸。この日は強い雨が降る中、序盤から果敢に攻めた。

 右サイドを抜け出したFW奥田晃也選手からパスをつなぎ、前半5分、クロスを受けたFW渡辺新太選手が左足で合わせて先制。渡辺選手はキャリアハイのリーグ戦11ゴール目となった。20分にはMF大崎航詩選手が左足で豪快なミドルシュートを決め、今季初ゴールを挙げた。

 後半にかけて立て続けにピンチもあったが、GK西川幸之介選手が好セーブを連発するなど守備陣の体を張ったプレーでしのいだ。試合終了間際に1点を奪われたものの、何とか逃げ切った。

 水戸は15勝6分け4敗で勝ち点を51に伸ばした。2位(ジェフユナイテッド千葉)との勝ち点差は6のまま。次戦は16日、ホームのケーズデンキスタジアム水戸(水戸市)でジュビロ磐田と戦う。今季開幕戦で敗れている相手だけに、サポーターが一丸となって後押しする。(原田悠自)