<第107回全国高校野球選手権大会:尽誠学園3ー0東大阪大柏原>◇12日◇2回戦◇甲子園 14年ぶりに甲子園出場の東大阪…

<第107回全国高校野球選手権大会:尽誠学園3ー0東大阪大柏原>◇12日◇2回戦◇甲子園

 14年ぶりに甲子園出場の東大阪大柏原が尽誠学園に完封負けを喫し、初戦で姿を消すこととなった。今春センバツは98年ぶりに大阪勢が不選出となり、45年ぶりに春夏ともに甲子園で白星のない1年となった。

 打線は相手エースの広瀬 賢汰投手(3年)の緩急をうまく使った投球に最後まで苦しめられた。8回には1死一、二塁とチャンスを作ったが、三ゴロ、一ゴロに倒れた。オリックス、巨人でプレーした経験を持つ土井 健大監督は「あの場面でもう一本欲しかったし、勝ちたかった。大阪大会のようなタイブレークに持ち込みたかったですが、相手の気持ちの方が上回ったと思う」と話した。

 9回も先頭を出したが、得点を奪うことが出来なかった。対戦した広瀬投手に「打ちたい気持ちが出ている時に、テンポをあげてきたりするあたりは、香川県決勝まで勝ち上がった投球術だと思う」と指揮官。「とにかく構え遅れず、こちらから仕掛けていきたかったが、相手のテンポに惑わされてしまった」と脱帽していた。

 得点を奪えず無念の初戦敗退となったが、収穫もあった。9回無死1塁で尽誠学園の右翼手・金丸 淳哉外野手(3年)のが好捕。抜けていれば一気に反撃ムードとなる状況で、堅い守りに阻まれた。勝敗を分けるプレーとなったが東大阪大柏原の選手達はベンチから金丸選手に拍手を送った。これには土井監督も 「僕としては今まで言ってきた相手を称賛するというところで、「ナイスプレー」という声が自然に起こっていたことは大きかった」と選手達が見せたフェアプレー精神を称えていた。