スネルが復帰2戦目で白星を挙げたのはドジャースにとって明るい材料となった(C)Getty Images 先発陣がケガで苦…

スネルが復帰2戦目で白星を挙げたのはドジャースにとって明るい材料となった(C)Getty Images

 先発陣がケガで苦しんできたドジャースだが、今季加入した32歳左腕のブレイク・スネルが現地時間8月9日のブルージェイズ戦で5回3安打無失点10奪三振と好投。復帰後2戦目の先発登板で今季2勝目をつかんだことは、今後に向けて明るい材料となった。

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 ドジャース専門メディア『Dodgers Way』はスネルについて「2023年にパドレスでナ・リーグのサイ・ヤング賞を受賞したときの面影が見られた」と賛辞を贈り、「ドジャースのリリーフ陣にケガ人が後を絶たないことを考えると、スネルが7回まで投げられる状態になれば、ドジャースのポストシーズンのロースターを予想する上で大きな転機となるだろう」と記した。

 さらに、記事では「タイラー・グラスノーとブレイク・スネルがメジャーリーグのロースターに復帰したことで、ドジャースの先発ローテーションは、シーズン開幕時にファンが思い描いていた通りの姿になりつつある。さらに、ショウヘイ・オオタニもマウンドに復帰した。ローテーションの最後のピースは、今週からマイナーリーグでリハビリを開始するロウキ・ササキだ」と伝えている。

 今季はここまで山本由伸が先発ローテを支え、2ケタ10勝をマーク。同11日のエンゼルス戦でメジャー自己ワースト6失点で8敗目を喫し、今季11勝目は手にできなかったが、ポストシーズンへ向けて右腕の活躍は欠かせない。

 ナ・リーグ西地区の争いで2位のパドレスが首位のドジャースに1ゲーム差と迫ってきた中、今後は山本だけでなく、これまでケガで遅れをとってきた先発投手が巻き返しを見せたいところだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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