現地8月9日、オランダ1部エールディビジの開幕節が行われ、フェイエノールトが2-0でNACブレダに快勝。サッカー日本代…

 現地8月9日、オランダ1部エールディビジの開幕節が行われ、フェイエノールトが2-0でNACブレダに快勝。サッカー日本代表FW上田綺世の“超絶反応”での開幕弾に称賛の声が上がった。

 海外4シーズン目、フェイエノールト加入3シーズン目を迎えた上田は、4-3-3のセンターFWでスタメン出場。今シーズン新加入のDF渡辺剛も左センターバックでピッチに立つ中、開始3分に新加入のMFセム・スタインのFKが決まって1-0で前半を終えると、後半10分に上田がストライカーとしての仕事を遂行する。

 右サイドでボールを受けたFWアニス・ハジムーサがドリブルで中央に切り込み、ボックス内へグラウンダーの横パスを送ると、混戦の中からセム・スタインがシュート。相手DFがブロックした、こぼれ球に背番号9の上田が反応した。至近距離から弾かれたボールに対して、素早く体を倒しながら右足ダイレクトで合わせ、強烈なシュートをゴール右隅のサイドネットに突き刺したのだ。

 上田にとって、これが海外リーグで自身初となる開幕戦ゴール。得点後はおなじみの“拝みポーズ”を見せた後、チームメイトからの祝福に、爽やかなスマイルを浮かべた。そして、後半37分に、交代でピッチを去ると、ファン・ペルシー監督と握手を交わした。

■「現地記者達を見返してやってくれ」

 この上田の超絶反応での右足ダイレクトボレー弾に対して、SNS上には次のようなコメントが寄せられた。

「これ反応してこのコース一振りできんのすごい」
「上田綺世のゴール、シュートの跳ね返りが来る前後の反応速度がえげつない。あんな速さで足動かない、普通。」
「今シーズンでずっと文句言ってる現地記者達を見返してやってくれ」
「フェイエノールトの今季のエースは上田綺世だろ!異論は認めない」
「結局お前や日本のストライカーは頼む」

 上田はフェイエノールト加入1シーズン目は、リーグ戦26試合に出場して5ゴール、2シーズン目は21試合出場で7ゴールだった。今季こそ監督、ファンの信頼をガッチリとつかみ取ることができるか。ワールドカップ前のシーズンでの爆発&2ケタゴールへ向けて好スタートを切った日本人エースから目が離せない。

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