【明治安田J2リーグ】大分トリニータ 2-2 カターレ富山(8月9日/クラサスドーム大分) …

【明治安田J2リーグ】大分トリニータ 2-2 カターレ富山(8月9日/クラサスドーム大分)
J2リーグで物議を醸す判定が下された。カターレ富山の同点ゴールは、映像で見る限りはオフサイドのようにも見える微妙なシーン。しかしJ2ではVARが導入されていないため、ファンたちにとっては納得できないジャッジとなったようだ。
富山は9日、明治安田J2リーグ第25節で大分と敵地で対戦。問題のシーンは富山が1点を追いかける53分だった。最終ライン手前まで下がってボールを引き出した富山MF竹中元汰が前方を向いた瞬間に、相手のディフェンスラインと駆け引きしていたFW古川真人がボールを要求。大分がオフサイドトラップを仕掛けてラインを上げたところにボールが配給され、古川が完全に裏に抜け出す格好となった。そのまま独走したストライカーは、ペナルティエリアのギリギリまで飛び出したGK濵田太郎の頭上を抜くループシュートを決めた。
プレー映像だけを見ると、オフサイドのようにも見えたシーン。しかし主審がゴールを宣告すると、実況の小笠原正典氏も「これはオフサイド…ないですね!古川のゴールで追いつきました」と驚きを持って伝えている。また解説を務めた増田忠俊氏は「ちょっと出ているようには見えましたが…」と語っている。

このシーンはSNS上で話題となっており「これはオフサイドだろ」「とんでもなくオフサイドだと思うんだけど」「これは明らかに誤審じゃない?」「笑ってしまうくらい飛び出してるよな」「これ見逃すって流石にやばいだろ」「贔屓目に見てもオフサイドにしか見えない。(笑)
体2個分出ていた」「VARがないとかいう以前に明確にオフサイド」とオフサイドを主張する声が多くあがった。
一方で「DAZNの映像だけで判断はできない」「そもそもの映像が斜めだから、正確にはわからんのだよ」「確かに中継映像ではめっちゃ出てるように見えたけど、これってちゃんとライン引いたら微妙な感じじゃない?」など、中継映像からでは正確な判断はできないとする声、「あれを審判に求めるのは流石に酷だと思うな」「野球とかバレーみたいにチャレンジシステムつけよう」「J2にもVARを」など判定システムについての意見もあがっている。
なお試合はこのゴールで同点となり、両チームが勝ち点1を分け合う結果となっている。
(ABEMA de DAZN/明治安田J2リーグ)