2025年夏の全国高校野球選手権大会(阪神甲子園球場)は12日、大会第7日を迎え、2回戦3試合が行われた。 第1試合では…

2025年夏の全国高校野球選手権大会(阪神甲子園球場)は12日、大会第7日を迎え、2回戦3試合が行われた。

 第1試合では、山梨学院(山梨)が6対2で聖光学院(福島)に勝利。2016年以来、9年ぶりとなる夏勝利を手にし、初の3回戦進出を決めた。終盤に打線を爆発させて13安打での勝利。投げては152キロ右腕・菰田 陽生投手(2年)が、この夏山梨大会を通じても初先発のマウンドに登り、7回途中1失点。6回まではノーヒットに抑える好投だった。

 第2試合では、岡山学芸館(岡山)が松商学園(長野)を3対0で下し、2年連続の3回戦進出を決めた。1回に1点を先制すると、3回には敵失で1点を追加。8回にはスクイズでダメ押しすると、投げては先発の青中 陽希投手(3年)が6安打完封勝利を挙げた。

 第3試合では、尽誠学園(香川)が3対0で東大阪大柏原(大阪)を破り、2002年以来、23年ぶりの夏勝利を挙げた。6回に1点を先制すると、4番のエース主将の広瀬 賢汰投手(3年)の2点適時打で3対0とリードを広げた。投げては広瀬が108球6安打無四球の完封劇。投打にわたり主将としての役割を十分に発揮した。

 13日も2回戦3試合が予定されている。