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8月11日、男子U23日本代表チームは招待大会の「GLOBL JAM」へ向けた5日間の直前合宿を終えカナダのトロントへ出発した。日本バスケットボール協会（JBA）は公式サイトを通じて合宿の様子や、選出された選手のコメントを公開した。
今回指揮を執る網野友雄（白鷗大学）ヘッドコーチは「今回選出した選手たちを成長させ、1人でも多く男子日本代表へ送り出すこと」を目標に掲げた。7月に参加した第44回ウィリアム・ジョーンズカップを2勝6敗で終えた事に対しては「決めきれた1本のショットや1本止められたディフェンス、または1本のターンオーバーなどいろんな敗因がありました」と反省点を上げた。
今大会は年齢制限があるためジョーンズカップからは7人が入れ替わり、湧川颯斗（三遠ネオフェニックス）、渡邉伶音選手（アルティーリ千葉）、瀬川琉久（千葉ジェッツ）なども名を連ねた。
今回のメンバーで最年長となるトロイ・マーフィージュニア（サンロッカーズ渋谷）は「まだまだチームとして合わせられていないですし、選手それぞれの良さが出せていません。選手それぞれの良さや役割をもっと明確にして大会に臨めるようにしたいですし、ケミストリーが合えば良いチームになると思っています」と今の状況を語った。
日本代表は日本時間13日24時30分にアメリカのジョージタウン大学と対戦する。網野HCは「もちろん成果を出す、試合に勝って自信をつけることを求めていきます。そのためにはオフェンスでもディフェンスでも、一つでも多く自分たちが納得のいくポゼッションを展開できるところの勝負だと思っています」と、この大会への意欲を口にした。
■2025年度男子U23日本代表メンバー
＜選手＞
トロイ・マーフィージュニア（SG・SF／193センチ／22歳／サンロッカーズ渋谷）
佐藤涼成（PG／173センチ／22歳／白鷗大学）
湧川颯斗（PG／194センチ／21歳／三遠ネオフェニックス）
小澤飛悠（SF／190センチ／20歳／名古屋ダイヤモンドドルフィンズ）
広瀬洸生（SG／189センチ／20歳／青山学院大学）
中川知定真（PF／192センチ／20歳／東海大学）
星川開聖（SF／194センチ／20歳／宇都宮ブレックス）
ウィリアムスショーン莉音（PF／197センチ／20歳／白鷗大学）
川島悠翔（PF／200センチ／20歳／シアトル大学）
渡邉伶音（C／206センチ／19歳／アルティ―リ千葉）
瀬川琉久（PG／185センチ／18歳／千葉ジェッツ）
十返翔里（SF／193センチ／18歳／東海大学）
＜スタッフ＞
チームリーダー：松藤貴秋（中京大学）
ヘッドコーチ：網野友雄（白鷗大学）
アソシエイトコーチ：佐藤賢次（川崎ブレイブサンダース）
アシスタントコーチ：小川伸也（千葉ジェッツ）
アシスタントコーチ：町田洋介（仙台89ERS）
アシスタントコーチ：片峯聡太（福岡大学附属大濠高等学校）
スポーツパフォーマンスコーチ：臼井智洋（JBA）
アスレチックトレーナー：荻野まゆみ（JBA）
アスレチックトレーナー：奧山智也（アイ・スポーツ接骨院）
テクニカルスタッフ：荒川哲史（琉球ゴールデンキングス）
チームマネージャー：髙木歩幸（JBA）
アシスタントチームマネージャー：小川瑠音（白鷗大学）
※所属は8月12日現在
■GLOBL JAM 2025 Canada Torontoスケジュール
8月13日 現地時間11時30分～（日本時間13日24時30分～）vsジョージタウン大学
8月14日 同14時00分～（同15日3時00分～）vsブラジル
8月16日 同18時00分～（同17日7時00分～）vsカナダ
8月17日 同20時00分～（同18日9時00分～）決勝戦
