11日、第107回全国高等学校野球選手権大会6日目は歴代1位に迫る投手が現れた。 北海のスーパー1年生・森 健成投手が東…

11日、第107回全国高等学校野球選手権大会6日目は歴代1位に迫る投手が現れた。

 北海のスーパー1年生・森 健成投手が東海大熊本星翔戦に先発し、3回2失点。自己最速の147キロをマークし、観客をどよめかせた。高校1年生投手の最速147キロは歴代2位の記録。1位は09年の伊藤拓郎投手(帝京-DeNA)の148キロ。

 球速にこだわりのある森は「高校3年夏までに155キロを出したい」と目標を語った。

 森を含めこの日、145キロ以上を出したのは4人いる。

 北海の松田 収司投手(3年)はリリーフで最速147キロを計測。故障に苦しんだ松田は今春の全道大会決勝戦以来の公式戦マウンドとなった。松田は大学4年間で支配下指名されることを目指している。

 木下 瑛二投手(高川学園)、高橋 大喜地投手(豊橋中央)は最速146キロをマークしている。ともに先発として試合を作った。

 140キロ超えの投手は大会6日目を終えて、36人となった。