＜第107回全国高校野球選手権大会：山梨学院6－2聖光学院＞◇12日◇2回戦◇甲子園　聖光学院が山梨学院に敗れ、初戦敗退…

＜第107回全国高校野球選手権大会：山梨学院6－2聖光学院＞◇12日◇2回戦◇甲子園

　聖光学院が山梨学院に敗れ、初戦敗退となった。

　5回までは先発の大嶋 哲平投手（3年）が走者を出しながら無失点に抑えていた。しかし、6回に田村 颯丈郎外野手（3年）に先制打を許し、山梨学院にリードを許した。

　打線も山梨学院の菰田 陽生選手（2年）に6回までノーヒットと苦しめられたが、一死三塁のチャンスを作って鈴木 来夢外野手（3年）が値千金の同点打を放った。それでも7回に勝ち越されると、8回にも5安打で4点を奪われて点差を広げられた。

　試合後、聖光学院の斎藤智也監督は「檜垣くんの対策をしてきたので、菰田君の先発は意表を突かれた」と悔やんだ。また終盤まで打ち崩すことができなかった菰田に対して「角度と球筋と重さ。この辺が独特だと選手からも声があった。低めのボールを積極的に狙う指示をしていたが、それでも真っ直ぐを捕まえきれなかった」と敵ながら賛辞を送った。