<第107回全国高校野球選手権大会:山梨学院6-2聖光学院>◇12日◇2回戦◇甲子園 山梨学院(山梨)の2年生右腕が圧巻…
<第107回全国高校野球選手権大会:山梨学院6-2聖光学院>◇12日◇2回戦◇甲子園
山梨学院(山梨)の2年生右腕が圧巻の好投を見せ、チームを2016年以来、9年ぶりとなる夏勝利に導き、初の3回戦進出を決めた。
最速152キロ右腕が、力をセーブして「勝てる投手」への成長ぶりを見せつけた。菰田 陽生投手(2年)が、強豪の聖光学院(福島)とのこの夏大事な初戦で公式戦初先発。しびれるマウンドで、6回までノーヒットに抑える圧巻の快投を見せた。
最速は146キロ。コントロールとキレを重視して、力任せの投球を封じた。丁寧に押し出すようにコントロールし、直球、変化球を投げ込んだ。7回先頭打者に初安打を浴びるまでは、失策2、四球1での走者を出しただけ。奪った三振も1だけと、まさに打たせて取るピッチングに徹した。
「今日は8割ぐらいの出力でコントロールを意識して打たせて取ることを意識した。山梨大会より調子は上がっている。7回まで投げたのは初めて。まだ修正するところはあるので、先発になるか、リリーフになるか分からないけど、しっかり準備したい」。菰田の言葉は自信に満ち溢れていた。
打線の終盤の集中打で相手を振り切った形とはなったが、強力打線を抑えた先発・菰田の貢献度は高かった。吉田監督は「公式戦初先発だったが、聖光学院さんは相手投手を攻略してくるチームなので、桧垣よりも菰田の方がマークが少ないのかなと、思い切って先発させた。菰田は最大で7回までと決めていた。ノーヒットが続いていたら色気出して投げさせて、負けていたかもしれません」と予想以上の結果に目を細めた。
打っては3安打し、菰田をリードした横山 悠捕手(3年)も「最初は緊張していたが、いい投球をしてもらった」と後輩右腕をたたえていた。