◇米国男子プレーオフ第1戦◇フェデックスセントジュード選手権 最終日(10日)◇TPCサウスウィンド(テネシー州)◇7…

プレーオフシリーズ初戦を制したジャスティン・ローズ(Ben Jared/PGA TOUR via Getty Image)

◇米国男子プレーオフ第1戦◇フェデックスセントジュード選手権 最終日(10日)◇TPCサウスウィンド(テネシー州)◇7288yd(パー70)

45歳のジャスティン・ローズ(イングランド)が、J.J.スポーンとのプレーオフを制してPGAツアー通算12勝目を飾った。1打差の2位から「67」をマークして、2023年の「AT&Tペブルビーチプロアマ」以来となる今季初勝利。初日から「64」、「66」、「67」、「67」と60台を並べた安定感は、4日間を通して上位を維持したパッティングが支えた。

パッティングのスコア貢献度(ストロークゲインド・パッティング)は大会7位(3.738)で、プレーオフ3ホール目では3mのバーディパットを沈めて勝負を決めた。

パターは昨年の開幕戦「ザ・セントリー」で、キャメロン・ヤングが投入して注目されたスコッティキャメロン「ファントム T-5ツアーオンリー」プロトタイプパターを使っている。

4日間で大会1位の26バーディを奪ったショット力は、タイトリスト「620 CB アイアン」と三浦技研「MC-502 アイアン」のコンボがサポート。ドライバーはキャロウェイ「パラダイムAiスモーク ◆◆◆」に加えて、6月に発表されたテーラーメイド「r7 クアッド ミニドライバー」を入れている。2006年に登場した「r7 スーパークアッド」が最新テクノロジーを搭載して復活したもの。フェアウェイウッドは同じくテーラーメイド「M6」を使っている。

ローズはこの優勝で年間ポイントレース25位から4位にジャンプアップ。プレーオフシリーズ第2戦「BMW選手権」(14日開幕/メリーランド州ケイブスバレーGC)、同シリーズ最終戦「ツアー選手権」(ジョージア州イーストレイクGC)に向けて弾みをつけた。

ジャスティン・ローズの14本>
ドライバー:キャロウェイ パラダイムAiスモーク ◆◆◆(9度)
シャフト:三菱ケミカル ディアマナWB 63(硬さTX)

ドライバー:テーラーメイド r7 QUAD ミニドライバー(13度)
シャフト:三菱ケミカル ディアマナWB

フェアウェイウッド:テーラーメイド M6(17度)
シャフト:プロジェクトX HZRDUS スモーク ブラックRDX(重さ80g台、硬さTX)

アイアン:タイトリスト 620 CB(4~6番)、三浦技研 MC-502(7~PW)
シャフト:KBSツアー C-Taper (重さ125g、硬さ S+)

ウェッジ:タイトリスト ボーケイ SM10(52度、56度)、タイトリスト ボーケイ ウェッジワークス(60度)
シャフト:トゥルーテンパー ダイナミックゴールド オニキス ツアーイシュー S400

パター:スコッティキャメロン ファントム T-5ツアーオンリー プロトタイプ
グリップ:スーパーストローク ゼナジークロー 1.0

ボール:タイトリスト プロV1x(2025年モデル)

(協力/ GolfWRX, PGATOUR.com)