【明治安田J1リーグ】FC東京 0-1 鹿島アントラーズ(8月10日/味の素スタジアム) …

【明治安田J1リーグ】FC東京 0-1 鹿島アントラーズ(8月10日/味の素スタジアム)
鹿島アントラーズのFW鈴木優麿が、高精度クロスでFW田川亨介の決勝点をアシスト。“金髪コンビ”による点と点で合わせて決めたゴラッソにファンが興奮している。
注目のシーンは、鹿島がJ1リーグ第25節でFC東京と対戦した81分のことだ。0-0で迎えた中、鹿島が右サイドから攻撃を仕掛ける。
鈴木は味方とパス交換をしながら右サイドに流れていくと、内側のMF樋口雄太にボールが渡って相手選手の視線が集まった瞬間、タッチライン沿いに膨らむような動きでパスを引き出す。FC東京のDFバングーナガンデ佳史扶が正面を塞いできたが、迷うことなくワンタッチでクロスを上げた。右足で繰り出したボールは鋭くカーブし、FC東京のディフェンスラインの前を通過。ボールはDFとGKの間に飛び込んだ田川の足元にピンポイントで届き、背番号11のワンタッチゴールを演出した。大雨が降るピッチはバウンドが伸びるためキッカーは軌道をコントロールすることが難しいが、背番号40はいとも簡単にやってのけたのだ。

田川の古巣への“恩返しゴール”をアシストした絶品クロスに称賛が集まった。解説・水沼貴史氏は「すごいところを通しました」とコメントし、ファンもSNS上で「鈴木優磨マジで何でもやれるんやな」「クロスうますぎだろ」「田川も上手いけど優磨スゲェクロスだなあ」「仕掛けから絶妙なクロス!」「鈴木優磨のクロスの質よ」「脱帽だわ。なんだあのクロス」「やっぱり鈴木優磨は凄かった」と賛辞を送っている。
なお、試合はこのままタイムアップ。鹿島は1-0で勝利し、首位に再浮上した。
(ABEMA de DAZN/Jリーグ)