<2025年8月7日(木)~11日(月・祝)WTTチャンピオンズ横浜 @神奈川県・横浜BUNTAI>
8月11日、男子シングルス決勝で張本智和(22=トヨタ自動車/世界ランク4位)が王楚欽(25=中国/同2位)をゲームカウント4-2で破り、3年ぶり2度目のWTTチャンピオンズ優勝を果たした。
3年ぶりのチャンピオンズ優勝に王手をかけた張本だが、相手は世界卓球2025シングルス覇者。対戦成績は張本の2勝12敗および8連敗中で、世界卓球2022以来の勝利を目指した。
序盤、張本は長いツッツキで持ち上げさせてのカウンターを決め、9-9からはカットブロックとアップサーブを決めて先制する。
第2ゲームも張本が王楚欽の打ちミスを再三誘い、大きなラリーでも一本多く返球して11-5で奪う。
次もバックハンドの調子が上がらない王に対し、張本はバック側を突いて11-8で取るが、4ゲーム目は足を使ってフォアを振った王に9-11で取り返される。
徐々にバックハンドの調子を上げた王楚欽の攻撃シーンが増え、第5ゲームは食い下がるも11-13で落とす。
だが6ゲーム目は張本が4-2とした場面で足を気にしてメディカルタイムアウトを取り、長いタイムラグが空く。
試合再開後、張本はラリーで前陣を死守しつつ王楚欽を台から下げ、一気に突き放して11-4とし、世界王者からのジャイアントキリングを達成した。
第1回目のブダペスト大会に続き、2度目のWTTチャンピオンズ優勝を飾った張本。現最強と呼ばれる王楚欽を破っての、大きなタイトル戴冠となった。
<WTTチャンピオンズ横浜 男子シングルス決勝>
張本智和 4-2 王楚欽(中国)
11-9/11-5/11-8/9-11/11-13/11-4
【動画】男子シングルス決勝戦 張本智和 vs 王楚欽|