第107回全国高校野球選手権大会(阪神甲子園球場)は12日、第7日を迎え、2回戦3試合が行われる。第1試合では、甲子園初…

第107回全国高校野球選手権大会(阪神甲子園球場)は12日、第7日を迎え、2回戦3試合が行われる。第1試合では、甲子園初対決となる強豪対決が行われる。

【大会第7日第1試合(8時00分)】
聖光学院(福島)-山梨学院(山梨)

 春夏連続出場校同士の対戦。20度目の出場となった聖光学院は優勝こそ経験はないが、4強1回、8強4回と甲子園では強豪として名を連ねている。対する山梨学院は夏こそまだ1勝しかないが、2年前のセンバツで優勝を果たしている。甲子園の強豪の仲間入りを果たしている両者だが、意外にも甲子園での対戦は初めてとなる。

 センバツ8強の聖光学院は、福島大会夏4連覇を果たして甲子園に挑む。左腕エースの 大嶋 哲平投手(3年)、竹内 啓汰外野手(3年)の投打の柱は健在。竹内は打率5割をマークし、チームトップの6打点を挙げて打線を引っ張る。

 センバツでは2回戦で敗退した山梨学院だが、投打二刀流の菰田 陽生投手(2年)を軸とした投打のバランスは大会参加チームのなかでも上位に入る。聖光学院の投手陣、打線に対して、菰田がどう対処するのかが勝敗の分かれ目になる。