<第107回全国高校野球選手権大会:東海大熊本星翔10ー7北海>◇11日◇1回戦◇甲子園 東海大熊本星翔が悲願の甲子園初…
<第107回全国高校野球選手権大会:東海大熊本星翔10ー7北海>◇11日◇1回戦◇甲子園
東海大熊本星翔が悲願の甲子園初勝利を手にした。チームを率いる野仲 義高監督は「選手達が落ち着いて戦ってくれた。待ちに待った今日の初勝利でした。本当によかった」と笑顔を見せた。
同校の地元・熊本は、昨夜からの大雨の影響で半日に400ミリ前後の雨量を記録したという。県内の各地で「大雨特別警報」が発表され、応援団が試合開始までに三塁側のアルプススタンドに到着できなかった。
地元の思いを背負い戦った選手達は、試合終盤に一挙6点を奪う猛攻を見せた。最多出場の北海を下し、4度目の出場で聖地1勝を掴み取った。
初戦突破を決めた中野監督は、「まずはしっかり準備をしっかりして選手たちのコンディションを優先したい。応援に来られなかった県民の皆様、在校生もいるので、いい試合を見せて元気づけたい」と話した。また主将の比嘉 健太捕手(3年)は、「絶対に勝つつもりだった。目の前の一戦を戦いたい」と語った。