パリ五輪の金メダルをきっかけに、周囲の反応にも変化が出てきたと明かした角田夏実(C)Getty Images パリ五輪の…

パリ五輪の金メダルをきっかけに、周囲の反応にも変化が出てきたと明かした角田夏実(C)Getty Images

 パリ五輪の柔道女子48キロ級金メダリストの角田夏実が、8月11日までに自身のYouTubeチャンネル『角田夏実の部屋』を更新。「人生が変わった試合ベスト3」を発表した。

【動画】「人生が変わった試合ベスト3」を発表!角田夏実のYouTubeをチェック

 過去の試合をランキング形式で振り返ったことは「ない」とした角田は、「まあ1番はオリンピックですよね」と1年前のパリ五輪を最大のターニングポイントに挙げた。

「人生が変わった。やることに幅が広がったなっていうのはありますね」と回想。2021年の東京五輪出場が叶わなかった時点では、一度は現役引退を考えたという。

 しかし、自分自身の実績を踏まえて「色々人生設計を立てた」結果として、「やっぱりステータスを上げたい」と思い直した。「もう1年もう1年と思い、世界選手権(2023年)に出て、気がづいたら(パリ)オリンピックという感じでした」と経緯を説明した。

 31歳11ヶ月でパリ五輪を制した結果、何が変わったのか。角田は笑みを浮かべながら「みんなが優しいです」と打ち明けた。五輪後にゴルフを始めたというが「全然カスショット打ってるのに、『すごいすごい』と、みんな(言ってくれる)。あ、なんかすいませんみたいな感じです」と照れた。

 交友関係にも変化が生まれた。パリ五輪前は柔道仲間が中心だったが、「柔道やってない人に柔道を広めたりとか、そういうのを考えた時に、いろんな人の意見とか考え方を学ばなきゃいけないな」と視野を広げたい思いが芽生えた。

 元々は口下手で、人見知り。それでも、将来を見据え、柔道以外の競技や、アスリート以外の人々との交流の場に積極的に足を運ぶようになった。「すごい新鮮。すごい面白い」と充実感を口にして、「本当に色々な人と関わらせてもらって、自分が足りない部分を勉強できて嬉しいなって思ってます」と声を弾ませていた。

 なお、2位と3位は敗戦を挙げ、それを糧に成長できたと明かした角田。続きはYouTubeで語られており、要チェックだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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