【長野】第107回全国高校野球選手権大会(朝日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場する松商学園は、大会7日目の12日に…
【長野】第107回全国高校野球選手権大会(朝日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場する松商学園は、大会7日目の12日に岡山学芸館との初戦を迎える予定だ。ベンチ入りする登録メンバー20人の他に、チームにはサポート役の19人が同行。練習の準備やグラウンド整備などを担い、チームを支えてきた。
サポート役はメンバー外の3年生全員の13人と2年生3人、1年生3人。7月31日に大阪入りした時からメンバーと行動をともにしている。
投手の石井俊平さん(3年)は「メンバーに入れず悔しさもあったけど、みんなのおかげで甲子園練習に参加することができた。それがうれしかった」。試合では応援リーダーとして三塁側のアルプススタンドに立つ。「1試合にかける思いは一緒。全力を尽くします」
長野大会で背番号16をつけていた花村史温さん(3年)は全国選手権大会でメンバーから外れた。それでも「今できることをやろうと思っている。補助も、応援もこれまでと変わらず精いっぱいやります」と前向きに練習に参加していた。
代わりに16番を背負う土屋憂碧選手(3年)は、代走の切り札として期待されている。「みんなの分までやるしかない。チームの勝ちにつながる走塁をする」と誓った。(菅沼遼)