【愛媛】FC今治は9日、明治安田J2をホームで熊本と対戦し、3―2で勝利した。少ない好機を逃さずに得点。今季初の3連勝…

 【愛媛】FC今治は9日、明治安田J2をホームで熊本と対戦し、3―2で勝利した。少ない好機を逃さずに得点。今季初の3連勝を果たした。

 前半26分、相手陣左サイドで相手のクリアボールを奪うと、新井光選手が縦パス。走り込んだ横山夢樹選手が深い位置から折り返し、山田貴文選手が右足で先制した。

 32分には、マルクス・ヴィニシウス選手がヘディングシュート。ゴールキーパーにはじかれたボールを自らつないで、ヴィニシウス・ディニス選手が追加点。2―1の後半16分には、横山選手のクロスを、弓場堅真選手がダイビングヘッドで鮮やかに突き刺した。

 試合終盤はなりふり構わず守備に徹し、リードを守り切った。試合後、倉石圭二監督は「選手たちが今何をしなければいけないか、ゲームをコントロールして試合を終えた」と話した。

 弓場選手はゴールについて「(クロスは)相手がさわるかさわらないかくらいのギリギリ。夢樹のアシストが光った。自分もよく飛び込んでいったなと思う」とたたえた。(中川壮)