第107回全国高校野球選手権大会(阪神甲子園球場)は11日、第6日を迎え、1回戦2試合と2回戦2試合が行われる。1回戦最…

第107回全国高校野球選手権大会(阪神甲子園球場)は11日、第6日を迎え、1回戦2試合と2回戦2試合が行われる。1回戦最後となる第2試合では、両チームともに県大会で打率5割超えの中軸打者が勝敗のカギを握りそう。

【大会第6日第2試合(10時30分)】
北海(南北海道)-東海大熊本星翔(熊本)

 北海は今大会最多の41度目の出場。伝統の攻撃力は今年も健在だ。南北海道大会で打率5割をマークしたのが、3番の桜井 悠也内野手(3年)と、6番の佐竹 徠都外野手(2年)。ともに22打数11安打。佐竹は決勝で満塁弾を放つなどチームトップの11打点を挙げる活躍を見せた。この2人が本領を発揮した時、北海打線が牙をむくときだ。

 東海大熊本星翔にも、熊本大会で打率5割超えをマークした選手が2人いる。1番の福島 陽奈汰内野手(2年)は20打数11安打で打率.550を記録。リードオフマンとして、全試合で先制のホームを踏んだ。3番の平仲 孝輔外野手(3年)は18打数10安打、打率.556と絶好調だった。こちらも、この2人のバットから快音が響き渡れば、得点が多く生まれることになりそう。

 粘り強さと集中力を生かした攻撃が得意な両チーム。見ごたえのある打撃戦が見られそうだ。