<2025年8月7日(木)~11日(月・祝)WTTチャンピオンズ横浜 @神奈川県・横浜BUNTAI>8月9日、女子シング…
<2025年8月7日(木)~11日(月・祝)WTTチャンピオンズ横浜 @神奈川県・横浜BUNTAI>
8月9日、女子シングルス2回戦で早田ひな(25=日本生命/世界ランク13位)が張本美和(17=木下グループ/同6位)をゲームカウント3-2で下し、準々決勝に進出した。
日本勢対決を制して準々決勝進出を決めた早田ひなは試合後のインタビューで最終ゲームで取ったメディアカルタイムアウトについて「USスマッシュでMTO(メディカルタイムアウト)を取らずに負けて後悔したので、今回は勇気を振り絞って取った」と話した。
早田ひな 試合後インタビュー
Q:日本勢対決となった試合を振り返って
本当にハイレベルな戦いをこの日本で繰り広げることができて本当に嬉しい気持ちもあるのですが、2回戦の早い段階で当たってしまったので少し悲しいなという気持ちもありました。
勝負の時はしっかり勝ちに行く気持ちで、最後までその気持ちを切らさなかったことが勝ちにつながったかなと思います。
Q:相手はパリ五輪でもチームメイトだった張本美和選手でした
国際大会でも国内大会でも、毎回2、3ヶ月ぐらいに1回のペースで当たってる選手なんですが、お互いに成長して、切磋琢磨してというのは常にあります。年齢は私の方が8個上ですが、1人のライバル選手と思って日々練習にも取り組みます。
勝つと毎回嬉しいので、そういった選手と常に試合ができたり、団体戦で組めたりできるということは恵まれているなと思います。
Q:最後5ゲーム目のメディカルタイムアウトについて
世界卓球が終わって、2か月前ぐらいに少し尺骨神経を圧迫してしまって。そこから今も左手の小指と薬指がしびれた状態でプレイをしているような感じではあります。
それを、USスマッシュの時にも試合中にどんどん握力としびれが強くなってきて、だんだんボールの威力が出てこなくなったりコントロールができなくなってゲームカウント3-0から3-4で逆転負けしてしまいすごく後悔したので。
今回は後悔しないように勇気出して(タイムアウトを)取ってみようと思って、その後の展開がどうなるかは分からなかったですが、そこで自分が後悔しない選択をした結果こういった形になったので。それで勝っても負けても後悔はないと思ってたので。今回はたまたま勝ちにつながっただけかなと思ってます。
Q: タムアウト以降は、何か吹っ切れたようなプレイも見られましたが
そうですね。本当にやるべきこと、自分が今できること、最大限やろうという風にしか考えてなかったので、最後まで攻め続けようっていう気持ちで頑張りました。
Q: 次戦は(中国の)陳幸同選手と対戦です。意気込みをお願いします
もっと厳しい試合になるとは思いますが、このホームでしっかり皆さんの応援を力に変えて頑張っていきたいです。