阪神甲子園球場で開かれている第107回全国高校野球選手権大会に出場する岐阜代表の県岐阜商(3年ぶり31回目出場)は9日…
阪神甲子園球場で開かれている第107回全国高校野球選手権大会に出場する岐阜代表の県岐阜商(3年ぶり31回目出場)は9日、第6日に予定されている初戦を前に兵庫県西宮市の球場で最終調整した。
試合開始時刻と同じ午前8時に始まった練習では、ピッチングマシンやバッティングケージが用意され、内外野のノックや打撃練習に励んだ。
ライン際の強い当たりを素早くさばいたり、的確なバットコントロールで絶妙な位置にバントを決めたりと好調ぶりをうかがわせた。藤井潤作監督自ら打撃投手を務め、選手たちは声を掛け合い、明るい表情を見せた。
練習後、藤井監督は試合に向けて「いろんなことを経験したり、落ち込んだり、喜んだりしてきた中での集大成。思う存分暴れてほしい」と話した。主砲の坂口路歩(ろあ)一塁手(3年)は「特別なことは考えず、今までやってきたことをいつも通り平常心でやるつもりです」と語った。
予定では第6日の第1試合で山形代表の日大山形(2年ぶり20回目出場)と対戦する。悪天候の場合は順延される。(高原敦)