女子個人は前回まで2年連続で準優勝。3月の全国高校選抜大会個人総合を制して弾みをつけて挑み、観客を引き込む美しい演技で…

 女子個人は前回まで2年連続で準優勝。3月の全国高校選抜大会個人総合を制して弾みをつけて挑み、観客を引き込む美しい演技で念願の初優勝を果たした。「本当にうれしい」と笑顔を見せる一方、「48・500という得点には納得していない。もっと力をつけたい」と課題を口にした。

 1種目目のリボンは「緊張もあり、前転3回が2回になるミスも出て悔いが残った」。2種目目のフープには気持ちを切り替えて臨み、「思い切りよく丁寧に」と言い聞かせながら、持ち前の表現力を存分に発揮。高得点に会場がどよめいた。

 選抜大会は右足靱帯のけがを乗り越えて初優勝し、精神的にも成長した。「新体操への気持ちが新たになり、毎日をより大切に練習するようになった」と語る。

 7月にはルーマニアで開催された国際大会に日本代表として出場し、世界水準の高さを実感した。「海外の一流選手は本番で大技を出せる勇気などがすごかった」と振り返る。

 目標にするのは「観客に『面白い』『もう一回見たい』と思ってもらえる演技」。表現者として理想を追い求める先に「フェアリージャパン入りする」という夢を見据える。(平木和頼)