秋に大井競馬場で行われるジャパンダートクラシックへ前哨戦的位置づけとなった3歳馬限定のダート中距離戦。ダート馬にとっ…
秋に大井競馬場で行われるジャパンダートクラシックへ前哨戦的位置づけとなった3歳馬限定のダート中距離戦。ダート馬にとっては数少ない重賞競走で、ここを目標とする馬も多く、出世レースとして名高い存在だ。舞台となる新潟競馬場ダート1800mは1周1472.5mの内回りコースを1周と少々。コーナー角度がきついためペースが上がりにくく、逃げ、先行馬が有利にレースを進められるコース形態だ。
◎ロードラビリンスは加古川特別優勝馬。昨年秋のもちの木賞ではブルーバードCで2着のクァンタムウェーブと好勝負を演じるなど早くから頭角を表していたが、2月のレースのあとひと息入れて馬がしっかりしてきた印象だ。前走でねじ伏せたメイショウズイウンはユニコーンS3着という実績馬。そのメイショウズイウンは次走のTAインディア賞で古馬相手に2勝クラスを卒業して加古川特別のレースレベルの高さを示している。今回はこの馬の先行力が生きる舞台だ。
〇ジャナドリアは雲取賞に勝って羽田盃3着。良馬場の雲取賞は前後半の半マイルが50.7秒〜52.5秒というハイペース。好位追走、先頭から楽に押し切る強い内容だった。逆にスローで流れた羽田盃は勝ったナチュラルライズの強さばかりが目立つ結果となったが、早めに交わされても最後までしっかり走り続けた本馬も評価できる。新潟競馬場ダート1800mはデビュー戦の地に選んだ相性の良いコース。JRA初戴冠を狙う。
▲ヴィンセンシオは葉牡丹賞をレコード勝ちし、弥生賞2着。ダート実戦は初めてだが、500kgを超える大型馬で芝コースでも先行できるスピード馬。どちらかと言えば瞬発力というよりもパワーで押し切るタイプだけに適性は感じさせる。初のダート実戦はやや割り引いたが、皐月賞の敗因は大きく体重を減らしたことに加えて、外枠で自分の競馬が出来なかったことに敗因を求めたい。その走りには注目したい。
△ルグランヴァンは3歳以上2勝クラス優勝馬。新潟競馬場は初めてだが、東京コースは[2-1-0-0]と左回りコースは得意としている。前々走3歳1勝クラス、前走の3歳以上2勝クラスはいずれも正攻法の競馬でねじ伏せており、大きく崩れたのは休み明けで昇級初戦となったデビュー3戦目のみ。相手は強化されたが、その走りは楽しみだ。
青竜Sを逃げ切った△ポールセンと、前走は海外帰り初戦で人気を裏切ってしまった△ドンインザムード。鳳雛Sの勝ちっぷりが良かった△ハグは昇竜S2着。このレースで先着を許した馬は兵庫CS優勝馬だったのだから逆転を秘める1頭だ。