【MLB】オリオールズ3-2アスレチックス(8月8日・日本時間8月9日) 【映像】菅野智之に手玉に取られる…
【MLB】オリオールズ3-2アスレチックス(8月8日・日本時間8月9日)
8月8日(日本時間8月9日)に行われたボルティモア・オリオールズ対アスレチックスの一戦で、オリオールズ・菅野智之が、“怪物ルーキー”との呼び声高い若き主砲ニック・カーツから、2打席連続で見逃し三振を奪った場面が話題となっている。
3回表・アスレチックスの攻撃、2死一、三塁の好機で打席に立った3番のカーツに対して菅野は、初球、内角低め、2球目、内角高めとボール球2つでカウント2-0とするも、3球目、真ん中低めボールゾーンへと投じた141km/hのスプリットを振らせてカウントを整えにかかると、続く4球目、ほぼ真ん中に投じた151km/hのシンカーでファウルを打たせてカウント2-2に。ここからカーツも2つファウルで粘っての7球目、菅野が投じた勝負の1球は、内角低め、膝元いっぱいのところを突く138km/hのスライダー。
この1球に手が出なかったカーツは、初回の第1打席に続いての2打席連続見逃し三振となったが、それがよほど堪えたのか、球審のコールに激昂、落胆した様子で首を振りながらバッターボックスから出ると、その場で無造作にバットを放り投げることとなった。こうした菅野の見事な奪三振シーンと、カーツの見せた凡退リアクションにファンからは「ぐうの音も出ない」「膝元ズバン」「そりゃキレる」「まだ若いなw」「菅野さんは別格」「変わらず淡々と投げ続けるのマジで草w」「さすがベテラン」といった様々な反響が巻き起こることに。
カーツといえば、昨年のドラフトで1巡目(全体4位)の指名を受けてプロ入りを果たすと、今季はマイナー出場32試合でいきなり昇格。新人離れしたバッティングで注目を集めると、7月25日(日本時間7月26日)のヒューストン・アストロズ戦では、新人選手としてはMLB史上初となる1試合4発をマーク。そんな若き好打者も、日本から海を渡ったベテランの熟練された投球術にはまったく刃が立たなかったようだ。(ABEMA『SPORTSチャンネル』)