シンガポールで開催されている「WTAファイナルズ」で第7シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)は、今大会ここまで負けなしだったカロリーナ・プリスコバ(チェコ)の連勝を止めた。26日の試合で、オスタペンコは第3シードのプリスコバを6-3、6…

シンガポールで開催されている「WTAファイナルズ」で第7シードのエレナ・オスタペンコ(ラトビア)は、今大会ここまで負けなしだったカロリーナ・プリスコバ(チェコ)の連勝を止めた。26日の試合で、オスタペンコは第3シードのプリスコバを6-3、6-1で下した。

両選手の運命が決まったこの試合では(プリスコバはホワイトグループですでに1位確定、オスタペンコはグループ敗退が決定していた)、オスタペンコの深くて重いショットが彼女に初勝利をもたらした。オスタペンコはプリスコバとの初対戦から二回連続で負けた後の今回の勝利。

プリスコバは、総当たり戦でビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)とガルビネ・ムグルッサ(スペイン)から勝ち取った最初の2勝では、4ゲームしか落とさなかったが、オスタペンコが今年初めに「全仏オープン」のタイトルを獲得した時のような、冒険的で力強いフォームに対しては成す術がなかった。

オスタペンコは25本のウィナーを決めたが、アンフォースト・エラーは14だけであった。プリスコバのプレーはやや単調に見え、普段は圧倒的なはずの試合運びも今回は8つしかウィナーを決めることができず。5つのダブルフォルトを含む17のアンフォースト・エラーのほうが目立ってしまっていた。(テニスデイリー編集部)※写真は「WTAファイナル」でプリスコバから初勝利するも、グループ敗退が決まったオスタペンコ

(Photo by Julian Finney/Getty Images for WTA)