◇国内女子◇北海道meijiカップ 2日日(9日)◇札幌国際CC島松コース(北海道)◇6642yd(パー72)◇曇り(…
◇国内女子◇北海道meijiカップ 2日日(9日)◇札幌国際CC島松コース(北海道)◇6642yd(パー72)◇曇り(観衆4755人)
初日の最終18番(パー5)で2打目が木の枝に引っかかった状態でサスペンデッドとなっていた入谷響。レアケースゆえ、一夜明けてボールが落ちていたら、そのまま打てるのかどうかは選手やキャディの間でもちょっとした話題になったそうだ。
結論から言えば、落ちたボールを打つことはできないのだが、「自然に落ちたものだから行けるんじゃない?」なんて声も聞こえたという。ただ、当の本人は「自分の中では『正直、アンプレでもいいや』って思ってました」。今季初優勝を飾ってメルセデスランキング11位の19歳ルーキーは肝が据わっている。
朝の練習からアンプレヤブル宣言後のことに思考を巡らせた。枝に引っかかったボールの真下は急傾斜になっていて、そこを起点としてホールに近づかない2クラブレングスという処置はあり得ない選択といえた。周辺の地形を思い浮かべ、同じ起点でホールと球を結んだ後方線上、それも「絶対に140yd以内で済むだろうなと思っていました」。この時点で、いきなりの山場を切り抜けるイメージは何となくでき上がった。
いざ18番に行くと、ボールは落ちていた。競技委員からそのまま打てないことを伝えられたが想定内。ライを見極めつつ、木が邪魔にならない後方まで下がった時の残り距離130ydも、ほぼ狙い通りだった。9Iでピタリと絡めてスーパーパーを拾った。
「きのう(サスペンデッドにならず)、あのままの流れでやっていたら、たぶん失敗してボギーだったと思う。逆に中断が入って『ボギーでいいわ』って切り替えができた分、パーでしのがなきゃ…って意識はなくスムーズにできたかな」。2打差で入った第2ラウンドも「70」でまとめて通算6アンダー。首位と3打差3位につけ、2勝目のチャンスを十分に持って最終日を迎える。(北海道北広島市/亀山泰宏)