土田は好守でチームを盛り立てた(C)産経新聞社 中日は8月9日の広島戦(バンテリン)に2-0の完封勝利。 この日が23歳…

土田は好守でチームを盛り立てた(C)産経新聞社

 中日は8月9日の広島戦(バンテリン)に2-0の完封勝利。

 この日が23歳のバースデーとなったエース・高橋宏斗が気合の入った投球を披露。

【動画】このしなやかな守備を見よ!龍空の逆シングルからの鮮やかなジャンピングスローシーン

 最速155キロの球威ある直球とスプリットも冴え、6回まで広島打線を散発2安打に抑える好投を見せると7回には一死満塁のピンチを迎えるも、矢野雅哉を一ゴロ、代打で出てきた小園海斗をニゴロに打ち取り、会心のガッツポーズ。相手にペースを渡さない。

 結果的に8回4安打無失点、今季最多の132球と自らの力投でバースデー勝利を祝うと、9回は戻ってきた守護神、松山晋也が6月27日の広島戦以来の登板で無失点とこちらも力強く締め、29セーブ目を上げた。

 打線ではジェイソン・ボスラーが3安打の猛打賞、この日の全得点となる2打点をマークするなど、活躍。また守り勝った試合の中では好守も光った。

 「7番・遊撃」で先発出場した土田龍空は1点リードで迎えた6回1死の場面。

 1番の大盛穂が放った三遊間への打球に素早く反応、突っ込んで逆シングルで捕球すると、鮮やかなジャンピングスローで一塁へ送球。一度はセーフと判定されたものの、井上一樹監督がリクエストを要求。リプレー検証の結果、判定が覆り、アウトとなった。

 このシーンが『DAZNベースボール』のXで配信されると「土田龍空」がトレンド入り。ファンの間からは「幹龍の二遊間が鉄壁すぎる」「華があるなぁ〜!」「えぐいな」「やっぱり、バケモノ」「これだから、期待してしまう」など、反響が高まっている。

 土田は7月31日に1軍に再昇格。現在チームではこちらも高い守備力を誇る田中幹也が二塁を守るとあって、中日伝統の二遊間の守備シーンに今後も注目が集まりそうだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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