(9日、第107回全国高校野球選手権大会1回戦 弘前学院聖愛3―4西日本短大付) 弘前学院聖愛は選抜8強の西日本短大付…
(9日、第107回全国高校野球選手権大会1回戦 弘前学院聖愛3―4西日本短大付)
弘前学院聖愛は選抜8強の西日本短大付と競り合ったが、あと一歩及ばなかった。延長十回タイブレークで敗れた後、エース芹川丈治は「自分の力は出し切れたと思う」と晴れやかに語った。
相手の強力打線に対し、左腕から130キロ台の速球で押すのではなく、120キロ台でも内外角を突いて丁寧に投げた。タイブレークで許した決勝点は、1死満塁から3番打者に与えた押し出し死球によるもの。「疲れはなかった。インコースで勝負だと思って投げた」。捕手の成田翔音も「タイブレークは2失点まではOKというくらいの気持ちで守ろうと思っていた。攻めた結果なので、しょうがない。すごくいい投球だった」とエースをたたえた。