<第107回全国高校野球選手権大会:綾羽6-4高知中央(延長10回タイブレーク)>◇8日◇1回戦◇甲子園 春夏通じて初出…

<第107回全国高校野球選手権大会:綾羽6-4高知中央(延長10回タイブレーク)>◇8日◇1回戦◇甲子園

 春夏通じて初出場の綾羽(滋賀)が驚異の粘りを見せて、延長10回タイブレークの激戦の末に、甲子園初陣を初勝利で飾った。

 1対2で迎えた9回に連打からつかんだチャンスで相手失策で同点に追いついた。9回裏の大ピンチも切り抜けて、タイブレークの10回表に、連続適時長打と犠牲フライで一挙4点。一気に勝負をつけて勝ち切った。

 千代監督は「最後まで我慢だと言っていた。なんとか応援団の声援に応えたかった。9回に粘れたのは良かった」とナインをたたえた。延長10回に適時三塁打を放った主将の北川 陽聖外野手(3年)も「それまで凡退していたので絶対に打ちたかった。最後まで絶対に大丈夫だと言っていた」と興奮気味に振り返っていた。

 2回戦ではセンバツ優勝の横浜(神奈川)と対戦する。