午後10時を超えても試合続行「両校の意思が食い違えば継続試合」 第107回全国高校野球選手権は8日、第4日を迎え、第4試…
午後10時を超えても試合続行「両校の意思が食い違えば継続試合」
第107回全国高校野球選手権は8日、第4日を迎え、第4試合では綾羽(滋賀)が延長タイブレークの末、6-4で高知中央を下した。試合終了は“史上最遅”午後10時46分決着。試合後、大会本部(日本高等学校野球連盟/日本高野連、朝日新聞社)は「規定は原則。10時を過ぎるところで協議し、試合開始より継続試合の可能性が高かったので責任教諭に確認を取り了承を得た」と説明した。
この日、第3試合の横浜(神奈川)-敦賀気比(福井)で4回に強い雨が降り出して一時中断。阪神園芸のスタッフが迅速な整備を行ったが、試合再開は午後6時21分頃だった。中断の影響もあり、第4試合は午後7時49分開始となった。
同大会には昨年から酷暑対策として、最も気温が上がる時間帯を避けるため、「午前の部」(第1、第2試合)と「夕方の部」(第3、第4試合)の2部制が導入された。2部制の第4試合は原則的に、午後10時を過ぎた場合は新しいイニングに入らず、決着がつかなければ継続試合となることが決まっていた。
高知中央と綾羽の試合は9回終了時点で午後10時を回っていたが、「10回のみ試合を継続します」と異例のアナウンス。タイブレークで試合が続行されると、綾羽が連続適時打などで4点を奪い勝ち越しに成功。逆転勝利で初戦を突破した。
試合終了は2021年の第103回大会の小松大谷-高川学園の午後9時40分を大幅に上回り、史上最遅だった。試合後、大会本部は「両校教諭から意思確認を取った上での決定です」「両校の意思が食い違えば規定通り継続試合だった」と説明した。一方で「23時手前になってしまったということは反省点。主催者として両校関係者へ、声援を送っていただいた皆様へ感謝しています」とした。(Full-Count編集部)