名牝ディアドラの半妹となるザンクトガレン(牝3、栗東・宮本博厩舎)が、土曜中京2Rの3歳未勝利(ダ1800m)で待望…

 名牝ディアドラの半妹となるザンクトガレン(牝3、栗東・宮本博厩舎)が、土曜中京2Rの3歳未勝利(ダ1800m)で待望のデビュー戦を迎える。

 ザンクトガレンは父ナダル、母ライツェント、母の父スペシャルウィークの血統。半姉のディアドラは17年の秋華賞、19年のナッソーSの覇者。半兄のフリームファクシは23年のきさらぎ賞を制している。そして祖母は名繁殖牝馬のソニンクなので、ロジユニヴァースやソングライン、パンジャタワーと同じ一族となる。馬名の意味由来は「スイスの都市名」。サンデーサラブレッドクラブにおいて総額4000万円で募集された。

 ここまでデビューが遅れたものの、7月中旬に入厩後は順調に追い切りを重ねてきた。6日の坂路最終追いは4F55秒0、1F12秒3なので及第点。経験馬相手の初陣とあって楽ではないが、血統のポテンシャルに期待したい一戦となる。