卓球の「WTTチャンピオンズ横浜2025」は8日、神奈川県の横浜BUNTAIで女子シングルスの1回戦が行われ、世界ランキ…
卓球の「WTTチャンピオンズ横浜2025」は8日、神奈川県の横浜BUNTAIで女子シングルスの1回戦が行われ、世界ランキング11位の橋本帆乃香(デンソーポラリス)は同13位の鄭怡静(台湾)と対戦。ゲームカウント3ー0で勝利して2回戦進出を決めた。
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■1ゲーム目に見せた圧巻の連続ポイント
橋本は今季に入り国際大会に積極参戦し好成績をマーク。直近の世界ランクを11位まで上げたカットマンは、経験豊富な台湾のエースに対して的を絞らせずに10連続ポイントで1ゲーム目を圧倒。相手の対応に遭った3ゲーム目の終盤こそ3連続失点で流れを渡しかけたが、タイムアウトを使い、そのままストレートでの完勝となった。
橋本は試合後に「どのゲームも相手も様子を見てきたりとか、変化がつけづらい部分があったりとか、迷う部分もあった」と振り返りつつも、「自分がやることを迷わずに決めて、最後までやり切ってできたことは勝利のカギかなと思います」と勝利につながったポイントを明かした。
橋本はベスト8入りした7月の「USスマッシュ」に続いて、チャンピオンズも今大会で初出場。最高峰の舞台でプレーすることに「今までこの大会に出場したいと思って頑張ってきていたので、まずはそれが叶って自分自身も嬉しいですし、そのなかで1回でも多く大きなコートで試合がしたい」と喜びを示しつつ、さらなる意欲を見せた。
そんな27歳のカットマンだが、2回戦で対戦の可能性があるのが孫穎莎(中国)で現在の女子卓球界をけん引する絶対女王である。
孫穎莎との対戦の可能性について橋本は、「世界ランキング1位の選手ですし、そんなに穴のない選手だと思うので、自分が今できることがどれだけ通用するかというところに注目して、やるべきことをやるだけかなと思います」とコメント。対戦が実現した際には自分の卓球を貫いていくと語った。
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