＜第107回全国高校野球選手権大会：東洋大姫路5－3済美＞◇8日◇1回戦◇甲子園　強打の東洋大姫路が済美との強豪対決を制…

＜第107回全国高校野球選手権大会：東洋大姫路5－3済美＞◇8日◇1回戦◇甲子園

　強打の東洋大姫路が済美との強豪対決を制し、初戦突破を決めた。夏の甲子園は実に14年ぶり。岡田 龍生監督就任後初となる夏の聖地1勝を掴み取った。

　この日も終盤に打線が繋がった。3番・高畑 知季内野手（3年）の勝ち越し打、4番・白鳥 翔哉真外野手（3年）の適時打とクリーンアップが活躍。勝負強い打撃で秋春近畿大会連覇の実力を見せつけた。

　そんな中、「彼は打線のキーマン。出ると打線がつながる」と岡田監督と話すのが主将の渡邉 拓雲内野手（3年）。リードオフマンを務める渡邉は、初回に四球で出塁し先制点のホームを踏むと、2回には犠飛で追加点を挙げた。7回にも先頭でレフトへ運びその後の逆転に繋げるなど求められる役割を果たした。

　次戦は智弁和歌山を倒して勢いに乗る花巻東と対戦。チームを勢いづけるリードオフマンの活躍が、激戦ブロックを勝ち抜く原動力となる。