レバ…
レバンガ北海道でプレーするフィリピン代表のドワイト・ラモスが、FIBAアジアカップ2025グループステージ第2戦となるニュージーランド戦後にフィリピンメディア「One Sports」の取材に応じ、試合の手応えと今後への危機感を語った。
フィリピンは初戦でチャイニーズ・タイペイに敗れ、この日は86-94でニュージーランドに敗戦。2連敗を喫した。ラモスは「第1クォーターは多くのミスをしてしまった。自分たちが警戒すべきだと分かっていた部分で、ミスを繰り返してしまった」と悔しさをにじませた。
一方で、「第2クォーターからはよりハードにプレーできたと思う」とチームの変化も実感。「チャイニーズ・タイペイ戦よりも良い内容だった」と前向きに振り返った。
この日の相手であるニュージーランドについては「本当に良いチームだった。世界のトップチームのひとつだと思う」とリスペクトを示しつつ、「後半には巻き返すことができた。こういう相手に勝つためには、挑戦し続けてそのレベルに近づいていくしかない」とコメント。
グループステージ最終戦では、イラクと“絶対に落とせない一戦”を迎える。ラモスは「もう勝つか負けるかの状況だ。とにかくこの試合に勝たなければいけない。それだけを考えている」と前を向いた。
グループDで0勝2敗と崖っぷちに立たされたフィリピン。ラモスら主力の奮起と修正力が、決勝トーナメント進出の命運を握っている。
【動画】ラモス19得点と奮闘も一歩及ばずのニュージーランド戦ハイライト