戸崎圭太騎手(美浦・フリー)が7月8日に45歳のバースデーを迎えた。1998年に大井競馬でデビューし、南関東地区を中…
戸崎圭太騎手(美浦・フリー)が7月8日に45歳のバースデーを迎えた。1998年に大井競馬でデビューし、南関東地区を中心に次々とビッグタイトルを獲得。13年からJRA所属となり、翌年から3年連続で全国リーディングに輝くなど、押しも押されもせぬ人気ジョッキーとして活躍している。そこでnetkeiba公式Xでは、「あなたが思う戸崎騎手の“ベリーベリーな騎乗”といえば」とのテーマで、誕生日当日にアンケートを実施。ファンからは数多くの熱い思いが寄せられた。
特定のレースに固まらず、ユーザーからはさまざまな声が挙がった。昨年の有馬記念に対して、「レガレイラがここで復活すると思わなかったし、戸崎さんうまいなぁと思い知った」や「テン乗りで発馬が課題の馬を勝たせたのが印象に残ります」などの投稿。エポカドーロで自身のクラシック初制覇となった18年皐月賞には、「抜群のスタートから3頭行かせて、集団の先頭を取ってペースを刻めた時点で勝負あり」や「スタート、道中の位置どり、刻んだラップ、仕掛けのタイミング……。全てにおいて完璧だった」との声があった。
GI以外のレースをチョイスする人も多くいた。節目勝利となった今年のフラワーCに、「番手追走で4コーナーから独走完勝、JRA通算勝利数1600勝を重賞で決めるところも含めて全てがカッコよかった」とのコメント。さらには、「直近だと、やっぱりオアシスS。よくぞバトルクライを勝たせてくれた。推しが推しに乗って勝つ、最高のレースでした!!」や「超マニアックだけど、アームズレングスの1000万下で、あのイン突きは痺れたよね」などと、オープン特別や条件戦を挙げるユーザーもいた。
もちろん地方時代の名勝負を選ぶファンも。アンパサンドに騎乗し、東京ダービー初制覇となった07年の一戦に、「内田博幸騎手、的場文男騎手という大井の二大巨頭との叩き合いを制してのものでしたし、ここから戸崎騎手が大きく飛躍しました」。クラーベセクレタとタッグを組み、牡馬を蹴散らした11年の羽田盃には、「震災で浦和の桜の舞台を失うも歩みを諦めなかった。開催も危ぶまれた、冷たい雨の大井の夜。“がんばろう日本”のメンコをまとい、牡馬たちの前を快走するその姿は、まるで『民衆を導く自由の女神』のようでした。その馬上の戸崎騎手。ベリーベリー革命的でした」と熱い思いが。
ほかにも、ジャスティンミラノと制した昨年の皐月賞、ソングラインやストレイトガールのヴィクトリアMなど、紹介しきれないほど数多くの思いがリプライ、引用リポストで寄せられた。今年も白星を積み重ね、リーディング2位に付けている戸崎騎手。今後も“ベリーベリー”な名場面をファンに届けてくれることだろう。
※本文、写真キャプションに誤りがございました。訂正してお詫び申し上げます。