ハローキティたちとコラボムービーを撮影の山本由伸「あれはTake2なんですよ(笑)」 クラブハウスで目が合った瞬間、すで…

ハローキティたちとコラボムービーを撮影の山本由伸「あれはTake2なんですよ(笑)」

 クラブハウスで目が合った瞬間、すでに微笑んでいた。「ちなみに……。あれはTake2なんですよ(笑)」。ドジャースの山本由伸投手に、人気キャラクター「ハローキティ」との“秘話”を尋ねた。

 ドジャースの公式X(旧ツイッター)と公式インスタグラムが5日(同6日)に公開した“可愛すぎるムービー”の舞台裏を聞いた。およそ20秒の動画には、ドジャースのユニホームを身にまとったハローキティ、マイメロディ、クロミの各キャラクターと山本が登場し、カメラに向かってポーズを決めている。

 山本はきっちりとピースを決めて、スペシャルムービーがスタート。理由を聞くと「写真だと思っていたら、動画だったんです(照)。あまり慣れていないというか……。『何をしたらいいんだろう』と考えた結果、ピースから始まりましたね。無心でやり切りましたよ(笑)」。

 最終盤には全員で枠内に入るはずが、キャラクターたちに“埋もれて”しまった。「僕以上にキャラクターたちがどういう締めにするのかわかってなかった感じで(笑)。どうしていいかわからないまま、最後は埋もれていましたね」と、優しくお腹を抱えていた。

 驚きを隠せなかったのは、ハローキティの“存在感”だった。「日本にいる時、国民的アイドルだと思っていたんですけど、世界的アイドルなんですね。こっち(米国)に来て、僕の想像していた何倍も人気ですし、有名でした。ビックリしましたね。ここまで人気なんだと、僕は知らなかったので」。

 ハローキティが始球式を終えた直後に撮影されたムービーには「僕はそういう(イベントの)担当でもありますね、翔平さん忙しいので(笑)。仕事ですよ、仕事。私の預かった大切なお仕事ですよ(笑)」とご機嫌な様子だった。

「お仕事」と言いながらも、オリックス在籍時からサービス精神は旺盛だった。「本来は僕、そういう担当ではないと思ってたので……得意分野ではなかったんですよね。(何かを思い出して)オリックス時代も多かったですね?!(笑)。応援してくださる皆さんにね、喜んで頂けたら幸いですね。ああいう“変な感じ”の僕をね。ほんのたまには、お届けできたらと思います。だけど、本当は得意ジャンルではないですからね!(笑)」。可愛いだけじゃなく、爽やかさも兼ね備えている。(真柴健 / Ken Mashiba)