第107回全国高等学校野球選手権大会3日目は夕方の部2試合のみが行われた。2試合とも好投手たちが引き締まった試合を作った…

第107回全国高等学校野球選手権大会3日目は夕方の部2試合のみが行われた。2試合とも好投手たちが引き締まった試合を作った。

 津田学園vs叡明は延長12回タイブレークの熱戦の末、津田学園がサヨナラ勝ちを収めた。12回完投勝利の津田学園のエース・桑山 晄太朗投手(3年)は最速143キロの速球、120キロ後半のカットボールで9奪三振、4失点完投勝利を収めた。敗れた叡明は3回からリリーフした二刀流・田口 遼平投手(3年)は最速141キロの速球、切れのあるスライダーで攻めていきながら、9回を投げ、4失点の力投だった。

 第2試合では広陵のエース・堀田 昂佑投手(3年)が1失点完投勝利。最速141キロのストレートと、多彩な変化球で打たせて取る投球を見せて、3年連続初戦突破に導いた、敗れた旭川志峯はエースの河合 悠希投手(3年)が8回からリリーフし、最速142キロの速球でピンチを抑える好投を見せた。

 ここまで140キロ超えの投手は14名となった。