<第107回全国高校野球選手権大会:広陵3-1旭川志峯>◇7日◇1回戦◇甲子園 旭川志峯(北北海道)は打線が機能せずに初…
<第107回全国高校野球選手権大会:広陵3-1旭川志峯>◇7日◇1回戦◇甲子園
旭川志峯(北北海道)は打線が機能せずに初戦敗退。旭川大時代の1993年に初戦突破して以来、実に32年ぶりの勝利には届かなかった。
先発した大渕 蒼空投手(3年)が奮闘した。6回まで2失点。全国的にも強豪・広陵(広島)打線に大きな仕事をさせなかった。
同点に追いつかれた1点目は失策。2点目は犠牲フライと、タイムリーを打たれることもなかった。直球と変化球のコンビネーションで、制球良く球を散らし、初回から3回まではパーフェクトに抑えていた。味方の援護なく、敗れてしまったが、カクテル光線を浴びながらのマウンドは、いい思い出になったに違いない。背番号10が大きく見えた。
校名変更後、甲子園初陣を勝利で飾ることができなかったが、大渕の好投する姿は、来年雪辱を期す後輩たちの目に焼き付いたに違いない。